中学受験・大学受験~父親の雑感

田舎出身の両親から生まれた息子の子育て雑感。息子は私立中高一貫から国公立医学部に進学。現在は部活に明け暮れる大学一年生。

塾の利用方法を変えていたら

息子が中学受験・大学受験を経験するなかで、数多くの「たられば」があったように思います。


中学受験での塾の利用がその一つです。
息子が通った塾は現在でもかなりガンガン勉強させる大手塾のようですが、他の塾に通っていたらどうだっただろうかとは考えたことがありません。
まあ、そんなに変わらなかっただろうと予想がつきます。


変わった可能性があるとすると、通塾年数ですね。
息子の場合は、1年足らずの通塾で、第一志望は不合格でしたが、仮に4年生から通塾していれば、受験結果が変わった可能性がありますね。


我が家ではこれまで話題にすらならなかった「たられば」ですが、可能性は否定できません。


では、もう一度中学受験をやるとすると、4年生から通塾させたかというと、やはりさせなかったでしょうね。精々が5年生からでしょうか。
それも息子は嫌がったと思いますが。


どうしてこんな気分になるかというと、より難関の中学に入学できたとして、その後の進路、特に大学受験の結果においてそんなに変わらなかったように思うのです。


一握りの人しか入れない、国公立医学部の中のさらにトップ校に合格できたとはとても思えません。
やはり似たようなところに落ち着いたでしょうね。


むしろより難関の中学に進学していたら、息子の場合は深海魚になったかもしれません。
実際に進学した中高では、高2ぐらいまで呆れるような成績でしたから。


一つだけ言えそうなことは、子供によってはできるだけ上の中学に入った方がいい。また、別のタイプの子供はほどほどのところに入っておいた方がいいということです。


タイプ的には、ボクは前者で、息子と家内は後者かなといったところです。

受験校の絞り込み

中学受験も、大学受験も、1校しか受けないという受験生は少ないと思います。


そうすると、受験校の選択とその準備が結構大変です。


準備の中で特に大変なのが過去問解きですね。
それぞれの学校について過去数年分やるとすると、問題を解き解説を読むだけでかなりの時間を要します。


志望順位の高い学校ほど過去問対策に力を入れると思いますが、後順位の学校まで十分手が回らないことがあります。


後順位の学校ほど難易度が低い傾向にあるでしょうが、過去問対策が十分でないと、全落ちの可能性があります。


一見矛盾することをいうようですが、全落ちしないためには、過去問対策が十分できる学校数まで受験校を絞り込む必要があると思います。


数打ちゃ当たると言っても、届かない玉は当たりませんからね。

受験生の息抜き

息子には余り成長が見られませんでした。


テレビが好き。
ゲームが好き。
コミックはもっと好き。


中学受験のときも、大学受験のときも息抜きは似たようなものでした。


大学に入っても一緒ですね。
今年の誕生日のプレゼントもコミックのまとめ買いでした(苦笑)。


ても、ボクも結構コミック好きなんですよね。


息抜きは、理屈をあんまり考えずに、好きなことをやるといいですよね。
好きな息抜きがない人は、いざというときに本当の力はでないですね。


大人も、趣味のない人はいい仕事ができないと思います。


蕩けるようなナイスな時間を持てる人は強いです。
息抜きが上手な人は勉強も仕事もできますよね。