中学受験・大学受験~父親の雑感

田舎出身の両親から生まれた息子の子育て雑感。息子は私立中高一貫から国公立医学部に進学。現在は部活に明け暮れる大学一年生。

中学受験は後戻りできるか?

小学校の勉強の補充として学習塾に通わせる場合は、どうということはありませんが、中学受験塾、特に大手に通わせた場合は、後戻りがしにくいように思います。


小4ぐらいですと、「とりあえず通わせて様子を見る」といった体で気軽に通塾を始めてしまいそうですが、よくよく考えてからの方がいいと思います。


そして、一旦子供に中学受験を経験させるとなったら、子供に合った塾選びや、他の習い事との調整、通塾開始時期、家庭で面倒を見てあげる範囲、どの程度の難易度の中学を目指させるのか、そしてできればどういった雰囲気の中学が子供に合うのかの検討が必要だと思います。
これらは場合によっては、受験を決める際に検討しておいた方がいいとも言えます。


見切り発車は、後で親の悩みを深くし、子供に悪影響を与えます。
「こんなはずじゃなかった」的な親の思惑違いは子供にとっては、迷惑な話です。


よく、小さい子供に、こんなに勉強させて、といった中学受験に対する批判が聞かれますが、子供は意外と中学受験勉強に耐えられるだけの体力は有しています。


問題は精神面ですね。
親が本当の意味で子供のサポーターになれるのならば、子供は頑張れると思います。
子供にとってプラスの行動を取り続ける覚悟が親にとって最も大切なことだと思います。

子供が勉強しているとき親はどうしている?

これは、中学受験と大学受験では大いに違いましたね。


息子が小学生のときは、卓球台のような広めのダイニングテーブルで勉強していました。
その間親はテレビを見ることはありません。


ボクは、本を読んだり、息子に勉強を教えたりしていました。


大学受験では、息子は自分の部屋で勉強していたので、ボクたちは二人でお酒を飲んだり、話したり、テレビを見て大笑いと、好きに過ごしていました。


だからですかね。
親としては大学受験の方が圧倒的に楽でしたね。


夫婦ともゆったりした気持ちで毎日暮らしていましたので、息子にはいい影響を与えていたと思います。


折角頑張っているのだから、息子の足だけは、引っ張りたくないと思っていました。
できれば精神的な支柱になってあげたいと考えていました。


自己採点では、90点ぐらいでしょうか。
息子は伸び伸びと大学受験勉強ができたと思います。

早く帰らねば~受験と関係のないお話

今夜は早く帰らねば。


先程まで西新橋で接待を受け、銀座で二次会どうですか? と言われたものの、ボクは一抜けて、帰りのタクシーの中です。


今夜は息子が久しぶりに帰ってくると言うのに、家内は1週間ほど旅行に出ていて、ボクぐらい早く帰ってあげなくてはと、帰路急いでいるところです。
途中で明日のパンも買わないとね。


家内は、息子が受験を終えて、やっとほっとできたのか、毎月1週間ほどは、友達と旅行に出掛けたりしています。
やっとほっとできたんだよね。息子のお弁当も作らなくてすむようになりましたからね。
よく頑張ってくれたと思います。
年末ぐらいまでは好きに過ごしてほしいと思っています。


いくつかの習い事も復活し、驚くほど安い時給のアルバイトをやったり、知人に頼まれたデザイン仕事をしています。元々そういう系統の人間なので。


息子は前期試験が終わり、実家で一息ついた後、大学関係、高校関係、その他資格取得のための合宿と、かなり忙しい夏となりそうです。


ボクはというと、折角息子が帰ってくるので、明日は仕事に出ずに1日家にいようと思っています。
その代わり、今年の夏は、お盆を含めて休まずに仕事をする予定です。
疲れたら1日ぐらいは休みますかね。


いずれにしても家族全員が穏やかな毎日を送っています。
来年受験を迎えられる皆さんの家庭でも、山を越えた後、爽やかで穏やかな日が来ることを祈念しています。


これからが夏本番です。
子供さんも、親御さんも、お体ご自愛ください。
秋は、夏に積み重ねたものを実のらせる時期です。