中学受験・大学受験~父親の雑感

田舎出身の両親から生まれた息子の子育て雑感。息子は私立中高一貫から国公立医学部に進学。現在は部活に明け暮れる大学一年生。

親の心理的負担~中学受験・大学受験

これは文句なく、中学受験の方が重かったですね。


なぜでしょうかね。


一番大きいのは、中学受験の場合は、まだ子供が未成熟なため、親としては放っておけないからでしょうか。


我が家の場合は、両親に中学受験の経験値がないことも大きかったかもしれません。


中学受験をする息子がかわいそうだと思ったことはありませんが、大変そうだなあ、とは思っていました。


他方大学受験については、正直言って「もっとやんなくていいのかな?」と思っていましたね。

今でも、あの程度でよく合格したなあ、というのが実感です。


息子と暮らした18年余り。

特に腹が立ったことも、嫌な思いをしたこともなかった幸せな年月でしたが、中学受験の時、そしてその3か月ほど前はいやーな時間でしたね。


小6の子供さんを持つ親御さんのせつない気持ちがよくわかります。

中学受験の結果

息子が中学受験をしたのは、平成21年のことですから、かなり前のことになります。


ボクも家内も公立中高の出身ですので、中学受験のことはわかりませんでした。


ボク自身は、分不相応にも旧帝大の大学に進みましたので、大学受験では苦労した体験があるのですが、中学受験についてはさっぱりでした。


ということで、息子が4年生ぐらいまでは地元の公立中学に行くものと思い込んでいましたし、塾にも通っていませんでした。


そんな息子が中学受験をし、結果は、第一志望の東京御三家は落っこち、第三志望の中学に進学したわけです。


この中学が、息子の超お気に入りの学校になったわけなのです。
世の中、わからないものですよね。

小学生時代の息子

息子は地元の小学校に通っていましたが、これがなかなか雰囲気のいい学校で、本人だけでなく、ボクたち両親もお気に入りでした。


そういうと、息子はその後進学した中高一貫校も、現在通っている大学も、かなりのお気に入りですので、ずーっと気に入った学校で過ごすことができているという、親から見ても羨ましいと思える少年・青年期を送れていることになります。


これは、本当に幸せなことだと思います。

ボクの少年・青年期とは雲泥の差です。


小学生時代を楽しめたのは、自分に合うスポーツに巡り合えたことや、たくさんの友達に恵まれたことが大きかったと思います。


もうひとつ重要だったのは、中学受験への取り組み方でした。

親としては色々と反省するところがあるのですが、結果としては、息子の楽しい小学生時代を中学受験がさほど阻害することなく切り抜けられたように思います。