息子に反抗期がなかったわけ
我が家の息子には反抗期らしいものがありませんでした。
ですから、ボクの頭は、そもそも反抗期って何?というレベルなのです。
ただ、反抗期がないのも大人になってからヤバいということを聞くので、どうヤバいかぐらいは知っておく必要があると思い、ネットで調べてみました。
まず、反抗期がないのは、2つの場合があるそうです。
一つは、親子の価値観が同じである場合。
もう一つは、子供が自己主張できない場合で、この場合は大人になってからヤバいようです。
なるほど。
息子の場合は、中学生のときも、高校生のときも、それなりに自分の考えや希望をボクたちに言っていましたから、後者ではないと思います。
では、前者かというと、これもちょっと違いますね。
親子と言っても価値観が同じというのは珍しいと思います。
息子は、ボクより家内の方に性格が似ており、価値観についてはどっち寄りということもないです。
息子に反抗期がなかった理由で思い当たるのは、ボクたちが彼に対して親の権威を振りかざすことがなかったのが一番ではないかと思います。
息子がボクの感覚に合わないことを言っても、すぐ否定することはありません。
ボクが、息子に「こうしろ」ということもありません。
息子の考えを聞いた上で、
「◯◯したいなら、こうした方がよくないかな。」
と言うことはありました。
「そろそろ、◯◯をやっといた方がよくない?他に優先したいことあるの?」
と言うこともありました。
ボクにはボクの考えがありますが、息子はどう考えているかなとか、本当はどうしたいと思っているのかな、と息子の立場に立って考えることが多かったと思います。
万事こんな感じだと、息子がボクに反抗することもありませんし、危ない方向に行くこともありません。
高1の頃だったと記憶していますが、息子がこう言ったことがあります。
「お父さんはぼくのことをよくわかってくれている。」
そんなわけはありません。
わかろうとは努力していましたが、人のことがわかるわけはないです。
反抗期がなかったお蔭で、中高の息子への接し方や、学習に関するアドバイスは楽でした。
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