中学受験・大学受験~父親の雑感

田舎出身の両親から生まれた息子の子育て雑感。息子は私立中高一貫から国公立医学部に進学。現在は部活に明け暮れる大学一年生。

我が家のテレビとゲームのあり方

大層なタイトルをつけてしまいましたが、そうたいしたお話ではありません。


息子は、小5までゲーム機を持っていませんでした。

これはボクの教育方針です。

従って、息子がゲームをやれたのは、ボクや家内の携帯を使ったものやボクのPCを使ったものだけでした。


確か小5のときに初めてWiiを買ってやったと思います。

最初にWiiにしたのは、籠ってゲームをしないようにです。


暫く様子を見て、ゲームの時間を自分でコントロールできそうだったので、小5の終わりぐらいにDSやプレステを買ってあげました。


1日30分だけゲームができ、テストがあった日は際限なくやってもいいという家庭内ルールでしたね。


テレビはというと、小5までは1日1時間でした。

日曜だけ2時間にしていました。

時間内にできるだけ多くの番組を見るために息子が倍速でアニメを見ていたのが印象に残っています。

親はそのスピードについていけませんでしたね。


そして受験1年前となった小6では、ゲームもテレビも制限を外し、自分で時間管理をするようにと言いました。


以来、ボクも家内も、テレビやゲームで息子に制約を加えたことはなく、やり過ぎだと言って叱ったこともありません。


我が家の教育がそれほど上手く行ったとは思っていませんが、テレビとゲームについてだけは大成功でした。

小6のときから自分でコントロールすることを覚えたのは大きかったです。


息子には中1でPCを買ってあげましたが、当初はYouTubeばかり見ていましたね。

でも息子のことを信頼していましたので、一言も注意したことはありません。


ただ、ある時、アダルトサイトに入り込んでしまって5万円ほど請求されて本人はビビっていましたが、そのときはボクが助けてあげました。

そのときの言い訳が可笑しかったのと、ボクにだけ相談したのが笑ってしまいました。

お母さんには知られたくなかったみたいです(笑)。


高3の6月になって受験勉強を本格的に始めたときに、家内から、PCを自室から居間に移動させてはどうかとアドバイスされ、その通りにしていました。

これでPCにかける時間が激減しました。


今では、好き放題何でもやっていますが、切替があっさりしています。

ボクなんかより余程こういったものに対する自己コントロールができています。


我が家で一度もゲームバトルがなかったのは、親子にとって幸せなことだと思います。


でも、ゲーム機各種を買ってあげたときは、本当に嬉しそうでしたね。

堪らないって感じでした。


低学年でゲームがなかったのは寂しかったでしょうが、外遊びをよくしていました。


室内では、遊戯王やデュエマといったカード系で遊んだり、人生ゲームやモノポリーで遊んでいることが多かったですね。

家族でゲームをしたり、友達を自宅に呼んで一緒に遊びました。


息子は大学1年生になった今では、ゲーム機には全く手を触れていませんが、スマホでゲームをするのが大好きです。

でもケチなんで、無料のアプリばかりやってます(笑)。


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大学案内・願書の取り寄せ方

願書提出のための準備を始める時期になりましたね。


ボクは医学部受験のことしかわかりませんが、他の学部の受験生の方にも共通する事項があろうかと思いますので、参考にして下さい。


大学から取り寄せる資料には、まず、大学全体について豊富な情報が書かれた「大学案内」があります。
立派なパンフレットのようなものですね。


募集要項・試験要項等の名称で、試験日、試験科目、募集人数などが書かれている他、願書が含まれています。


時々、募集要項と試験要項が別で、後者にのみ願書が含まれていることがありますので、ご注意下さい。


取り寄せ方法は、大学に直接請求、大手書店で購入、大学での入試説明会の際に配布、といったものがありますが、取り纏め業者にネット上でまとめて発注するのが最も簡単です。
昭和大学医学部のように業者に依頼しても全く無料という場合があります。


中には、取り纏め業者を通じてでは取り寄せができず、直接大学に請求する必要がある場合もあります。


それから、ネット出願による大学(例えば順天堂)の場合は、大学のサイトから閲覧・入手します。
順天堂の場合は、願書そのものはまだ入手できませんが、要項はすでに発表されていますので、早めに確認しておかれるといいと思います。


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合格発表のジンクス~泣かせる妻のトラウマ

大学受験のとき、いくつかの大学を受けましたし、私立は1次2次と別々に合格発表がありますので、親子で何回も合格発表をネットで確認することになりました。


合否を最初に確認するのは息子かボクでした。

なぜだか家内はネットで確認していないことが多く、大概がボクたちから聞いてやっと確認する、といった感じでした。


ある程度してから、そのことに気がつきました。


「どうしてなの?」

「中学受験のとき、私が見に行った学校は全部落ちたから、最初に見ないようにしている。」


これを聞いた息子とボクは顔を見合わせてしまいました。


家族の中で最も中学受験に遠い位置にいたはずの家内ですが、中学受験の合格発表がトラウマになっていたようなのです。


そもそも、そんな「法則性」があったとは、家内のコメントを聞くまでは、ボクたちは全く気付いていませんでした。

気にもしていませんでしたね。

中学受験が終わって6年もしてからこういう話を聞くとは思ってもいませんでした。


家内は、息子の大学受験のとき、6か月ぐらい酒絶ちをしており、そのことを息子に黙っていましたが、受験が終わってから「あんまり関係ないと思うけど。」と息子に言われていました。


酒絶ちをするより、頑張って美味しいものを作ってあげるとか、できるだけいつものようにニコニコしていてあげるといった方がいいのになあ。

何か辛抱していると、ストレスになってよくないと思うけど、とはボクも思ったものの、家内には言えませんでした。


母親の子供に対する思いは、父親のそれと比べて独特でしかも限りなく深いからなあ、としみじみと思ったものです。


そういうと、ふと思い出しましたが、中学受験のとき、6校受けましたが、1泊の泊まりを含めて全てボクが付き添いをしました。

あれも何か意味があったんだろうか。


これが大学受験となると、家内は慶應だけ付き添うことになりました。

ボクの都合がつかなかったのと、ボクは慶應受験に余り乗り気ではなかったためです。


当然のことながら慶應は不合格だったのですが、あれも何かのトラウマになっていたら大変だなあ(笑)。

勿論、息子がではなく家内がです(苦笑)。



慶應以外の5校は延べ3泊の泊まりを含めてボクが付き添ったのですが、合否があると言うものの、幸いにして勝ち越しました。


そういうと、順天堂の2次試験に付いて行って上げてねとボクが頼んだら、家内はちょっと嫌な顔をしていましたね。


実際、2次試験で不合格になっているから、あれは何らかのジンクスを恐れたのかもしれない。

受験前に縁起でもないことを言っては行けないと黙っていたのかも知れないなあ。


合格が固そうな昭和の2次に行かせて上げた方がよかったかな。


結局、幸いなことに順天堂は繰り上げ合格になったので、家内の心の傷は多少は埋まったのかもしれない。


つくづく、母親の思いは深いなあと思い出される出来事でした。


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