泣かせる卒業文集
昨日は天気に恵まれ、野球観戦日和でした。
おまけにボクの贔屓チームであるジャイアンツが逆転勝ちし、気分が盛り上がりました。
今日は、大阪へ日帰り出張のため、移動中です。
さて、本日のメインテーマです。
息子が通った中高は、色んな書き物をしっかりさせるところでした。
書くことがやや苦手な息子が何とか格好がついたのは学校のお蔭だと思います。
そんな息子の学校の卒業文集的なものを、先日じっくりと読みました。
同級生の文章力の高さに驚かされます。
高校生のレベルとは思えない人もいます。
ちょっと羨ましいけれど、息子に同じレベルを求めるのはどうかな、と思いました。
それから、ほとんどの生徒に言えることは、誰もが中高6年間を本当に楽しんだんだなあ、ということが伝わってくる文章なのです。
一人の人間として、ボクから見ても羨ましい限りです。
この文集、卒業前に目を通したはずですが、その時は大学受験真っ只中で、ボクもじっくりと読むことがなかったんですよね。
息子は文集にこう書いています。
「高校3年間全て。やりたいことが全部できたから。」
???
一体どういう質問に対する答なのかと改めて質問を確認すると、高校での一番の思いでは何か、というものでした。
上にも書きましたが、この文集は卒業前に手渡されたものですし、原稿となるともっと以前に書いたはずのものです。
つまり、国立どころか私立の合格も得ていない時期です。
その割には爽やかすぎる回答です。
一見優等生的な回答ですが、息子は、そういうことを狙うタイプではありません。
恐らく、心の底から感じたことなんだろうと思います。
この文集は高校の卒業文集ですので、3年間と書いてありますが、本音としては中高6年間が最高に楽しかったということだろうと思います。
ボクがいつも重要視している、まさに自己肯定感ですね。
受験のプレッシャーに負けることなく、学校生活を楽しめたということです。
いや、この楽しい高校生活があったから、受験のプレッシャーにも打ち勝つことができたんでしょうね。
ここが重要なところです。
以前から薄々感じていたことですが、息子は、ボクより随分人生を楽しむすべを知っているようです。
いや、これは技術的なものというより心の持ちようかも知れません。
家内がボクの母親に「毎日幸せです。」といった趣旨のことを喋っているのをこの間ちらっと耳にしてしまったのですが、息子の人生観は家内に似ているのかな。
要領は2人に比べて圧倒的にボクの方がいいと思うのですが、彼らほど無条件に自信を持って幸せだとか充実しているとかは言いがたいところです。
ボクの場合は、家内と息子がいてくれることでやっと「人生いいことの方が多いよね。」と言える感じですね。
さて、皆さんの小6も高3も残りわずかです。
学校生活を楽しむつもりで日々暮らし、受験勉強のエネルギーに変えて行きましょう!
きっと笑える日が来ることと思います。
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