中学受験・大学受験~父親の雑感

田舎出身の両親から生まれた息子の子育て雑感。息子は私立中高一貫から国公立医学部に進学。現在は部活に明け暮れる大学一年生。

(2)改めて中学受験を考える~小学校低学年の頃に考えたこと

「改めて中学受験を考えるシリーズ」の第2回です。


前回記事で書いたように中高公立で過ごしたボクは、首都圏に住むようになって驚きました。


まず小学生のための塾が溢れています。
「中学受験」なる言葉が小学校低学年でもよく聞かれるのです。


先ずは「中学受験とは何物か」を探らなくてはと、色々と勉強してみました。
片っ端からものの本を読みました。


今はどうかわからないのですか、あの頃は公立中学の荒れや内申書に縛られる話、それから学校の授業が高校受験や大学受験に直結しない話がものの本にはよく書いてありました。


確かにボクの経験でも、内申書に縛られる話や受験に直結しないというのは頷けます。


しかし、息子はボクと同じで内申書問題には適応できると思っていました。
実際大学受験の際の高校評定では、4.8(追記:4.9の誤りでした)の○Aでしたから、中学でも問題なかったでしょう。
ちなみにボクは、中学の評定はよかったのですが、高校はひどかったです。3点台でしたからね(苦笑)。
模試はいいけど定期テストがダメ、というタイプです。


後、受験に直結しないという点については、高校ならともかく、中学ならそれでもいいんじゃないかと思っていました。


荒れの問題については、田舎育ちのボクにはわかりませんでした。
そこで、実際に地元の中学校を文化祭の時に見学したことがあるのですが、全く荒れは感じませんでした。


周りに聞いてもそんなことは全くないようでした。
実はこの公立中学、都内でもかなり落ち着いた学校だったのです。
後から聞きましたが、卒業後、日比谷、西、立川、戸山と言った難関高に進学しています。
息子の友達も数多く難関高に合格し、その後難関大学に進学しています。勿論東大合格者もいます。
ちなみに、息子が通った小学校からは、中学の公立私立に関係なく3人が東大に合格しているようです。
そのうち2人は、息子だけでなくボクも一緒に遊んでいましたから(笑)、よく覚えています。


ボクがこの地域に住み出したのは息子の年長さんが始まる時だったのですが、家内が、「いい小学校と中学校があるらしい。」と調べてきたのです。
じゃ、慣れもあるから、年長さんから住むことにしよう、となったわけですが、この学校探しは家内のファインプレーでした。


ということで、我が家が公立中学を選択することにそれほど問題はなかったのです。
にも関わらず、最終的に中学受験を選択したのには大きな契機がありました。


続きます。



にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村


にほんブログ村 受験ブログ 医学部・医療系受験へ
にほんブログ村