中学受験・大学受験~父親の雑感

田舎出身の両親から生まれた息子の子育て雑感。息子は私立中高一貫から国公立医学部に進学。現在は部活に明け暮れる大学一年生。

思わぬ落とし穴~大学受験

前回の記事で書いたように、二次対策からセンター対策への切り替えは、まずまずだったと思います。


ところが、国立医学部対策に気を取られた息子は、私大医学部対策の計画を誤ったのです。


私大は、順天堂、昭和、日医、慈恵、慶應の順に受験する予定でした。


センターが終わったあと、順天堂、昭和、日医と過去問を解く時間はギリギリあったのですが、慈恵、慶應対策をしなければいけない時期(できる時期)は、国立二次対策に戻らなければならない時期だったのです。


結局、慈恵と慶應の対策が不十分となってしまいました。


慶應はともかく、慈恵については過去問対策が十分であれば届いたかもしれません。


息子は、浪人はしないと言っていましたので、国立が不合格の場合は、合格した私大の中から進学先を選ぶはずでした。


とすると、できるだけ自分が進みたい大学に合格できた方がいいと言えます。


その点では、私大対策として失敗したと言えます。


では、どこで私大の過去問をやるべきだったか。

夏休みか、秋(11月中旬まで)か。


夏は無理ですね。

過去問に挑戦しても彼の当時の実力では歯がたたず、あまり意味がなかったはずです。


では、秋?

いや、このときは夏に培ったものを伸ばすときだったはず。

せいぜいやれても1校分か。


そうか!

防衛医大を受験しなければ、その対策もしなくてすんだので、もう1校分を押し込めたかも知れないですね。

ただ、防衛医大受験の意味は、それなりにあったので、この選択も難しいですね。


結局、息子の場合は受験校をもう少し絞るべきだったと言えそうです。

その方が合格大学が増えたと思います。

慈恵には合格させてやりたかっと今でも思います。

力不足と作戦不足ですね。


このお話、もう少し続きます。