中学受験・大学受験~父親の雑感

田舎出身の両親から生まれた息子の子育て雑感。息子は私立中高一貫から国公立医学部に進学。現在は部活に明け暮れる大学一年生。

息子が異様に興味を示すとき~マイナーエマージェンシーを例にして

つい先日ネットニュースを見ていたら、タモリクラブで、マイナーエマージェンシーという医学書を取り上げた面白おかしい番組が作られたことが報じられていました。


マイナーエマージェンシーというのは、死亡する危険性はないものの、非常事態となった状態への対処方法を書いた本です。


最初に興味を持ったのが、おしっこをしていてファスナーに大事な部分を挟んでしまった時の対処方法です。

かつて経験したことのある痛さを思い出しました(笑)。


余りに興味がそそられ、Amazonで即買いしたのが昨夜届きました。

1万6千円余りしました。


問題の項の解説を息子と二人で読んでいて爆笑してしまいました。

話題に入れない家内は、ちょっとつまんなさそうでした。


その他の面白そうな項目を探して、図鑑でも見るようにして、色々読んでみました。

基本的には真面目に書いてあり、日常生活にも役立ちそうな良書なのですが、なぜかウィットを感じてしまいます。


大ウケした息子は、

「お父さん、これ免許合宿に持って行ってもいいかな。」

と言い、早くも息子に取られそうです。


ボク自身も興味がありましたが、医師を目指す息子も興味を持ってくれたらいいなと思っていただけに、既に購入価格だけの値打ちは達成した思いです。



この本についてあれこれと考えているうちに、ふと思い出しました。


息子が小中のころは、この手の話がよくあったのです。

息子が興味を持ちそうなものを見つけて、何気に息子の前に示すと、息子が食いついてしまうというパターンです。


息子自体は、自分で興味のあるものを見つける頻度が少なかったように思いますが、ボクが見つけてきたり、勧めたものから、自分で派生させたり、ドンドン深く追究して、様々なものに触れるといったことは多かったですね。


ボク自身も、そういうものを見つけてあげたいと行動しているうちに、視野が広くなった気がします。


ガリレオという東野圭吾の本は、科学好きな息子に合うと思いましたし、男性臨床心理士が主人公である松岡圭祐の催眠シリーズも、息子が好きな展開ではないかと思いました。


催眠シリーズは、息子が医学部を目指すきっかけになったとも思われる小説であり、いい出会いだった言えます。


振り返ってみると、何だかんだと言って、息子の興味を引き出してあげられたのかもしれません。


ここのところDVDで何本もまとめて見ているシャーロックは、息子の琴線に触れているのでしょう。

ボクもこの番組のことは知っていましたが、息子自身が好んで借りて来たものです。


ただ、息子は19にもなっていまだに名探偵コナンを見ています。

こういうどうでもいいものも、息子の回りにはたくさんあります。

ボクもその輪の中に入ってしまっていますが(苦笑)。