受験校の選び方(続)~中学・大学
今度は大学の選び方です。
と言っても、息子は医学部ですので、他学部の方の選び方とは自ずと異なると思います。
父親であるボクの場合は、学部を決めたあと、実家に比較的近い旧帝大から第一志望を選びました。
私立は、全国規模で偏差値上位から順番に選んだ感じです。
ただ、滑り止めだけは比較的実家に近いところにしました。
本題である息子の場合ですが、高1の時には、理系だなあ、という程度でしたので、まず、東大、東工大、早慶を見学してみてはどうかと息子に勧めました。
結局、東大と東工大を見学したあと、息子自身が医学部志望と決めましたの で、方向転換しました。
国公立前期、つまり第一志望は、高2の時に息子が決めてきました。
この時点ではまだ大学自体に行ったことがなかったので、先ずは学祭に行って見ました。
この大学に通う自分が現場でイメージできないのであれは、他大学もいくつか回ってみる予定でしたが、息子は、
「お父さん。ぼくやっぱりこの大学を第一志望にするよ。」
と、その場で宣言し、第一志望が確定しました。
これが高2のときのことです。
それ以後、ぶれることなくこの大学を目指し、現在通っているわけです。
ボクも息子も、高2の時に第一志望を決め、結局、どちらも希望が叶いましたので、大変幸せなことです。
志望大学が早く決まるとモチベーションが上がります。
国公立後期については、4校を候補に上げ、資料を取り寄せました。
最終的には、受験科目や配点、出題傾向、そして自宅からの距離を考慮して決めました。
実際、家内が大学見学をし、出願もしました。
後期の決定については、息子は終始乗り気ではありませんでした。
そこまでに勝負をつけたいと考えていたようです。
私立は、独特の決め方になります。
先ずは、我が家で支払い可能な学費の大学を選びます。
学費の安さと難易度はほぼ一致していますので、結果としては、難易度的に上から数校を選んだことになります。
他学部受験の時のように、滑り止めは考えません。資金的に無理ですので。
全落ちの場合は、当然のことながら浪人です。
結果は、3勝3敗でしたが、なんと3勝の中に第一志望大学が含まれているという奇跡に恵まれました。
後期と私立1校は、願書を出しただけで受験していません。
国公立後期と私立1校を除いた他の受験校が決まったのは、夏休み中でした。
残る私立1校は、候補には上がっていましたが、秋に学祭に行き、その場で確定しました。
後期は11月頃に決めたと思います。
後期以外は全て大学を実際に訪問して決めました。
例えば、東京医科大学を候補に上げていましたが、結局1度も大学に行けなかったので、志望校から外しました。
どの大学にご縁があっても、親としては、息子の背中を気持ちよく押してあげることができるようにしていたつもりです。
実際、受験した大学のどこに入学してくれても、ボクは心の底から喜べたと思います。
合格できた大学の合格を知ったときは、それはもう嬉しかったですから。
ただ、息子はやはり第一志望に拘りがあったでしょうね。
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