中学受験・大学受験~父親の雑感

田舎出身の両親から生まれた息子の子育て雑感。息子は私立中高一貫から国公立医学部に進学。現在は部活に明け暮れる大学一年生。

子供に対する両親の役割分担

先ほど他のタイトルでフライングでアッブしてしまったのですが、こちらについてはもう少し整理してから再アップします。


受験ブログランキングに参加されているブロガーさんのうち、上位にランキングされている方や更新頻度の高い方のものはかなり愛読しています。


共感したり、そういう見方もあるのかと感銘を受けることが多いです。


子供の大学受験は終わりましたが、これからの我が家の家族としてのあり方において参考になることがたくさんあります。


ところで、数多くのブログの中で、特に、黒い講師さんの「中学受験を笑う」を愛読しています。


いつも本質をついておられますよね。
黒い講師さんの本日の記事を読んでいてボク自身も思うところがありますので、タイトルの内容について書いてみます。


まず、タイトルではこのように書きましたが、父親の役割はこう、母親の役割はこうと決めつける必要はないと思っています。


両親は、父親であり、母親であると共に、それぞれ一人の人格ですから、個性があります。また、得手不得手もあります。好き嫌いもあります。


大切なことは、二人がそれぞれの役割を演じるについて、お互いが明示でも暗黙でもいいので了解しあっているということでしょうね。
そして、相方が演じる内容に理解を示し、尊重することだと思います。


たまたま、どちらかが担当したものの、上手くいかなければ他方が代わってもいいと思います。


我が家では役割分担で揉めたことはありません。
内心ではお互い色々と思うことはあったかもしれませんが、多少は辛抱も必要です。


子供に対する役割分担だけでなく、他の家族としての諸活動(勿論仕事も含みます。これで生活が成り立っていますので)を含めて分担量を計ると、かなりボクに寄っていると思われます。


ただ、ボクにできることをボクが進んでやっているだけですので、多少量が増えても苦痛ではありませんでした。


例えば、蒲団敷きと子供の進学の面倒については、ボクが一手に引き受けてきましたが、前者はボクにだってできる家事ですし、後者はボクにとって趣味みたいなものでしたから。
他にもボクの分担はありますが、ここでは関係ないので省略します。


家内は、小中高と学校関係を担当してくれていました。
ボクと共有できるように、メモを取ったり、丁寧に説明してくれていましたね。


ボクは、たまに参観日に出掛けたり、息子のクラスに読み聞かせに行ったり、小学校の親父の会のスタッフをやってしょっちゅう校長室に出入りしていました。


中高では、親父が出るとちょっと重いので、家内にピンチヒッターを頼まれて部活の合宿の説明会に出た程度です。
先生との面談に出たことは一度もありません。
これは塾についてもそうでした。


余談ですが、部活の父兄の会合では父親の参加者がボク一人であったせいか、1学年下の生徒さんのお母さん方が、
「部長である○○先輩(息子のことです)を決して一人にさせないと息子が言っていました。」
「○○先輩をどれだけ助けられるかが僕たち後輩の仕事なんだと子供は張り切っています。」
などと言ってもらって、親としてちょっと恥ずかしかったです。
後で家内に聞くと、
「そうなのよ。いつも後輩のお母さん方は、あんな風に言ってくれるのよ。」
とのこと。
ボクの場合とは全く違う息子らしいリーダーシップに対する評価なのかもしれません。
慕ってくれた後輩諸君ありがとう!


話を戻します。


両親の役割分担が暗黙のうちに決められ、お互いが尊重しあっていると、子供にいい影響が生まれると思います。


少なくとも、子供が父親、母親それぞれの顔色を伺うといったことはありません。
非常にリラックスした状態で毎日が送れます。


息子が高3の時でしたか、夕食時に
「うちの家って結構仲がいいよね。」
と、急に言い出したときは、家内と顔を見合わせてしまいました。


このブログでは、様々なことを凝縮して色々と書いていますが、我が家では実際はもっとゆったり時間が過ぎて行きました。


まあ、このゆったり感の中心は家内なのですが(笑)。


さて、次回は、改めて中学受験について考えてみます。




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