中学受験・大学受験~父親の雑感

田舎出身の両親から生まれた息子の子育て雑感。息子は私立中高一貫から国公立医学部に進学。現在は部活に明け暮れる大学一年生。

日本全国から国公立医学部を探す

我が家では、首都圏の私立医学部については、一定水準以外の学費に収まるのであれば自由に選んでいいと息子に言っていました。


結局息子が選んだ受験校は、順天堂、昭和、日医、慈恵、慶應の5校です。

もう少し学費が高いところでもOKと言っていましたが、息子の方で希望しませんでした。


対して、国公立については、全国どこでもいいと言っています。

そして、志望校を選ぶときは、最後に「実家に近いかどうか。」を考慮すべきで、最初から考えてはダメだよ、ともアドバイスしていました。


実際、北海道や九州の医学部について、具体的な理由をあげた上で勧めたこともあります。

息子がもっと興味を示していれば、まず片っ端からボクか家内が現地調査に行ったでしょう。


大学の雰囲気、大学を含む町の様子、難易度、一次・二次の配点、科目間の配点、出題傾向、などいくらでも選考基準があります。

最初から地域性で選んでしまうと、かなり無理が生じます。


息子の場合は、結果として実家からそこそこ近い場所に位置する医学部に進みましたが、これは様々な要素を加味した選択の結果に過ぎません。


地域性を優先して選択すると、成績の伸びや、センターの出来で揺れ動きますが、様々なことを織り込んで選択すると、後に悩むことは少ないですね。


志望校に対する熱意は、目に見えない形で、苦しい自分を支えてくれます。