中学受験・大学受験~父親の雑感

田舎出身の両親から生まれた息子の子育て雑感。息子は私立中高一貫から国公立医学部に進学。現在は部活に明け暮れる大学一年生。

義母と振り返る息子の中学・大学受験

家内、家内の母親と泊まり掛けの旅行に来ています。


家内は買い物に忙しいので、必然的にボクと義母が二人で時間潰しをする機会が増えます。


二人の共通の話題というと、当然のことながら、家内と息子のことになります。


母親から娘を見ると、「○○はわがままだわあ。△△さんはよく辛抱してくれているねえ。」ということになるらしいが、ボクは家内のことをわがままだと感じたことはないですね。


家内が優しい性格だというのは、二人の共通の認識ですが。



さて、本題の息子の話。

義母から見ると、ボクは息子が小さいときから、遊びや勉強の面倒をよく見ていたとのことらしい。


誰との比較か聞いていませんが、おそらく、義母から見た夫や息子(家内の兄)との比較のようです。


まあ、ボクが暇だったからでしょう。

義父や義兄は二人とも医者で、亡くなってしまいましたが義父は開業医で、義兄は別の病院の理事長をしていますのでそれぞれの子供が小さい頃は忙しかったんでしょうね。


ということですので、面倒をよく見たら勉強が得意な子供ができるかというとそうでもないような気がします。


義父もボクも田舎の出で、どちらも家業を継がずに実家を出ていますが、田舎のことですから、親に勉強の面倒を見てもらったなどということはあり得ません。


義兄もないようです。

それでも義兄は公立高校から現役で慶應医学部に進学しています。


義父、義兄、ボクに共通しているところがあるとすると、それは「志」ではないかと思います。


子供の勉強の面倒を見ていなくても、父親が息子に志を伝えることはできますものね。


そう考えると、ボクが息子の勉強の面倒を見てきたことが、息子にとって必要なことだったか否かはよくわからないですね。

少なくともボクは楽しくてかけがえのない時間を過ごせたと思っていますし、息子も肯定的に評価してくれていますが。


さて、ボクは息子に肝心の志を伝えることができたでしょうかね。