模試に対する構え方~中学・大学受験~偏差値も少しばかり
息子の模試に対する構え方について、少し紹介します。
中学受験のときは、四谷大塚の合不合やサピックスオープンを受けていましたが、試験前だからと言って特別なことはしていませんでした。
模試の日は、試験を受けた後は自由時間です。
試験後遊べるとあって、試験日は楽しみな日とまでは言いませんが、さほど嫌な日とは感じていなかったようです。
嫌々模試に出かけると、自分の新しい力を発見することができません。
では、模試の日が嫌なものでないようにするためにはどうしたらいいか。
簡単です。
試験が終わった後、お楽しみの時間を作って上げる。
それから、模試のできが悪くても、親があれこれと出来を聞く、親が息子を叱る、できが悪くて親の機嫌が悪くなる、といった子供にとって悲しい環境を作らないことですね。
息子は、当日ではなく数日のうちに間違い直しをしていましたが、正解した問題でももっといいアプローチがないか親子で検討していました。
算数は問題を解く順番などもチェックしていましたね。
答え合わせをしてできなくても、息子は内面的には悔しかったでしょうが、表面的にはたいして反応していませんでした。
ボクも特にどうこう言うこともなかったですね。
そのうち成績が返ってきますが、この頃は過去問中心にやっていましたので、合不合で点数が取れなくても、6年前半で受けていた塾内外のテストほど結果は気になりませんでした。
合不合で一番よくても64か65ぐらいでした。
この偏差値では第一志望に届いていなかったと記憶しています。
大学受験のときも似たような感じです。
違うと言えば当たり前のことですが、ボクが見直しに関与していないことぐらいでしょうか。
模試前といっても特段勉強の内容ややり方を変えるといったことはありません。
いつも淡々と勉強していました。
しかし、大学受験のときの模試の見直しは本当にしっかりやっていましたね。
間違えた問題のチェックだけでなく、様々な観点から模試への取り組み方を事後シミュレーションしていました。
先日、昨年受けた模試の問題と回答用紙をまとめて捨てたのですが、ものすごくチェックしているのに驚きました。書き込みも凄いです。
そういうと、模試の後はいつも机にかじりついて見直しをしていましたね。
結局のところ、小6も高3も余り変わらないということですね。
親から自立したか否かの違いはありますが、やり方は変わっていません。
やっぱり成績には余り頓着していませんでした。
内心では気になっていたのでしょうが、言葉には出していませんでしたね。
9月末に受けた第2回駿台全国模試は、64を少し超えたところでした。
夏は随分頑張りましたが、さほど成果は出ませんでした。
それでも、6月に受けた第1回駿台全国模試が57余りでしたから、6月よりは伸びています。
と言っても、6月に部活を引退して、受験勉強を始めたか始めてないかといったどうしようもない時期のものですから参考になりません。
立ち位置を首都圏の医学部を例にして確認します。
東大理3 比較するのも失礼なので省略
東京医科歯科 73
千葉 69
山梨 68
(参考:東大理1 68)
筑波 67
横浜市大 67
(参考:東大理2 66)
群馬 64
ですから、群馬でやっとA判定です。
現役ならまずまずだろうと言ってくれる方がいらっしゃるかも知れませんが、この2週間前に受けた駿台・ベネッセマークでは、E判定でした。
一次・二次のドッキング判定も、見ようによっては絶望的ですが、息子は一向に諦めていませんでした。
勉強のペースも全く落ちません。
その後もバカじゃないかと思うほどコツコツやっていましたね。
結局それがよかったのでしょう。
模試でいい成績が取れるに越したことはありませんが、それより大切なことは事後分析とコツコツ勉強することに尽きますね。
そうすると、成績も後からついてきます。
9月以降、5~6ポイントは伸びたと思います。
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