中学受験・大学受験~父親の雑感

田舎出身の両親から生まれた息子の子育て雑感。息子は私立中高一貫から国公立医学部に進学。現在は部活に明け暮れる大学一年生。

中高の難易度と国公立医学部進学の相関関係

息子が中学受験した際には、当然のことながら、将来つきたい仕事は決まっていませんでしたので、医学部に強い中高といったことは全く考えていませんでした。


従って、本日のテーマは完全に後付けのお話です。


中高の合格可能性偏差値は、首都圏の場合は東大合格者数と相関関係があるということを聞いたことがあるのですが、おおむね当たっていると思います。


では、医学部との相関関係はどうでしょうね。


手元にあった週刊朝日でチェックしてみました。
東京・神奈川を例に取ります。


東京は、筑駒、男女御三家、駒東、豊島岡を。
神奈川は、男子御三家を例として取り上げます。


これらのうち、東大理3に合格者を出していないのは、武蔵、女子学院、雙葉だけのようですね。


進学先として、首都圏で、理3以外ということで、筑波、群馬、千葉、医科歯科、横市を取り上げます。


開成、桜蔭、女子学院、豊島岡だけが全ての合格者を出しています。


筑駒と麻布は筑波、群馬には合格していません。そもそも受験していない可能性もありますが。


武蔵は千葉以外に合格しています。
駒東は筑波以外です。


雙葉は千葉と横市以外に合格しています。


聖光は千葉以外に合格。
栄光と淺野は群馬以外。


やはり、難関中高は首都圏の国公立医学部にかなり合格しています。


ちなみに、慶應の医学部となると、武蔵以外の全ての学校で合格者を出しています。


以上から難関中に入ると国公立医学部進学者も多いとは、一応言えそうですが、それ以外の高校(都立を除く)でも、週刊朝日によると「医学部に強い高校ランキング」にランクインしています。


東京の高校ですと、海城、学芸附、巣鴨、筑附、渋渋、早稲田、暁星、桐朋、城北、白百合です。


と、ここまで書いてきましたが、だからどうということもないですね。


将来東大や医学部を目指しているのに、東大・医学部に例年合格していない中高を受験するというのは、繋がりに乏しいと思いますが、合格数や率にある程度差があっても、結局は本人の頑張りの問題でしょうから。
先日の記事で書いたように、集団での位置取りや学校との相性も十分考慮した方がいいように思います。


感覚的な感想で恐縮ですが、中学受験の偏差値でいうと3~4程度は「誤差」的にとらえた方がいいように思います。
この程度の差であれば、むしろ、偏差値以外の要素を考慮すべきでしょうね。